たかはしクリニックは関節リウマチ、膠原病などを専門としています。

関節リウマチの患者さま・関節リウマチを心配なさっている方へ

リウマチの治療は、ここ数年目覚しい進歩と変化を遂げています。一生治らないと思われていた関節リウマチも新しい抗リウマチ薬、生物学的製剤による治療により進行が止まり、飲み薬や注射薬が全く不要になる位まで良くなる方もいらっしゃるようになってきました。当院でも毎月多くの方が生物学的製剤や、JAK阻害薬による治療を受けています。又、リウマチ治療中の就業再開や、妊娠、出産も多く経験しています。

関節痛があって、リウマチ因子(リウマトイド因子)が陽性なら、本当に関節リウマチでしょうか?
関節リウマチのみでいいのでしょうか?

関節リウマチと診断されていても、リウマチとは限らないこともあります。

たとえば、全身性エリテマトーデスやシェーグレン症候群といった膠原病(広い意味では関節リウマチも含まれます)は、皮膚や肺、腎臓などの内臓にも病変が現れることのある全身性の疾患ですが、リウマトイド因子が陽性になり関節リウマチが合併することもあります。リウマチと似た関節痛を認めることがあります。

さらに、関節リウマチとシェーグレン症候群などの膠原病や慢性甲状腺炎などの自己免疫疾患の合併などもよく見られます。